ルータとしてインターネット側とデータセンターにあるお客さまのネットワークの橋渡しを行います。また、その際に NAT ( IP アドレスの変換 ) や IP マスカレードなど一般的な機能に加え、ファイアウォールとしても動作します。ウェブサーバと DB サーバを別セグメント ( DMZ とローカル環境等 ) の構成にすることで、ウェブサーバと DB サーバの通信間でフィルタリングを行うことも可能です。
IDS ( Intrusion Detection System ) はインターネット側からサーバに対してアクセスがあった場合に、データベースの情報と比較して攻撃かどうかを検知する機能です。
ADS ( Active Defense System ) は、攻撃パターンと判断した場合、ファイアウォール側に緊急ポリシーを自動設定し、送信元アドレスからの通信を遮断する機能です。攻撃パターンを検知するための情報は、メーカー側で更新されたデータを VSR が自動で読み込みます。
サーバの負荷分散を行うロードバランサ機能を搭載しています。振り分け方式には、ラウンドロビン方式 ( 各ノードに順番に接続を割り当てる ) とリーストコネクション方式 ( セッション数の少ないノードに割り当てる ) があります。また、Layer 4 に加え、Layer 7 にも対応しています。
VSR を通過するすべての送受信メールのパケットを確認します。感染したファイルが発見されると自動削除します。ウイルスパターンは自動更新されます。ウイルスプロテクションを利用している場合でもクライアント側でのウイルスソフトの導入をおすすめします。
VSR の VPN 機能は拠点間 VPN ( Layer 2 / 3 の VPN 接続 ) とリモートアクセス VPN ( PPTP による VPN 接続 ) に対応しています。専用回線を準備しなくても、既存のインターネット接続環境を利用したまま、暗号化された安全な通信を行うことができます。拠点間 VPN は、データセンター側の VSR とお客さまの社内等に設置された VSR を VPN 接続します。リモートアクセス VPN は、データセンター側の VSR とお客さまの PC 間を VPN 接続します。
マルチホーミング機能は、上位回線を 2 重化することにより上位ネットワークの障害に対する冗長化を実現します。仮にネットワーク障害が発生しても、別の系統からの接続が可能です。また、通常運用時にも複数の回線が取り扱えます。
オプション機能として、VSR 自体のホットスタンバイ構成も可能です。VSR の機器障害が発生した場合、待機中の機器に処理を切り替えて、通信トラブルが発生しないようにします。
| LAN ポート | Firewall 最大セッション数 |
スループット | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ルータ機能 使用時 |
Firewall NAT 使用時 |
IDS 使用時 |
VPN 使用時 |
|||||
| VSR 500 シリーズ |
1Gbps × 3 | 16,000 | 50Mbps | 50Mbps | 20Mbps | 50Mbps | ||
| VSR 700 シリーズ |
1Gbps × 3 | 64,000 | 200Mbps | 200Mbps | 50Mbps | 110Mbps | ||
| VSR 1200 シリーズ |
1Gbps × 4 | 128,000 | 400Mbps | 400Mbps | 90Mbps | 110Mbps | ||
| VSR 2200 シリーズ |
1Gbps × 5 | 256,000 | 600Mbps | 600Mbps | 400Mbps | 350Mbps | ||
| VSR 3900 シリーズ ※ |
1Gbps × 8 | 500,000 | 1.6Gbps | 1.6Gbps | 700Mbps | 800Mbps | ||