2010.01.06
Gumblar ウイルスによるウェブサイト改竄に関する注意
Gumblar ウイルスの新しい亜種により大手企業のウェブページが改竄され、
そのサイトにアクセスした PC が更にウイルスに感染するという事例が
ニュースになっております。
■ Gumblar ウイルスとは
参考情報
ウェブサイト管理者へ:ウェブサイト改ざんに関する注意喚起—IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
GENOウィルスに感染しないために—ITNAVI.com
Gumblar—IT用語辞典 e-Words
※ GENO ウイルスは Gumblar ウイルスの別名です。
このウイルスは、Linux サーバに感染するものではありませんが、
ウェブコンテンツのアップロード等に使用している PC に感染した場合には、
サーバ上のウェブページの改竄やウイルスのアップロードが行われる危険性があります。
(改竄されたウェブサイトにアクセスした場合、アクセス元の PC に感染する可能性があります。)
ウイルスの特徴について簡単に記載いたします。
- Adobe Flash Player や Adobe Acrobat Reader の脆弱性を利用しており、脆弱性があるバージョンの上記ソフトウェアがインストールされているPC からアクセスした場合、サイトを閲覧しただけで感染する可能性がある。
- 2010/01/06 現在、Linux サーバへは直接感染しない。
- Windows Server 2003 / 2008 への感染事例は現状ない。
- ウイルスに感染すると次のようなことが行われる。
- (1) Google 検索結果の書き換え
- (2) FTP ログイン情報の奪取
- (3) ウェブページの改竄とウイルスのアップロード
- PC の感染によりウイルスがサーバへアップされ、感染を誘発する可能性がある。(サーバはウイルスに感染しないが、感染の媒体にされる)。
- 多数の亜種が存在し、ボット機能を備えるものもある。
■ 対策について
本ウイルスの対策は次の通りです。
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○クライアントPC側の対策
(a) 最新ウイルス定義ファイルでのウイルスチェックの実施
(b) Adobe Flash Player, Adobe Acrobat, Reader のバージョンアップ
(c) Adobe Acrobat, Reader の JavaScript の無効化
(d) Java 実行環境(JRE)のアップデート
(e) FTP ソフトウェアに ID・パスワードを保存しない
その他各種ウイルスに備え、QuickTime などその他ソフトウェアのアップデート、Windows Update, Microsoft Updateの実施をおすすめします。
※ Mac OS については、現段階において被害は報告されていません。
○サーバ側の対策
FTP サーバのアクセス環境を再度ご確認ください。
○サーバ側の確認方法
Red Hat Enterprise Linux ES4 / 5 では、FTPの接続内容が
【/var/log/vsftpd.log】ファイルに記録されています。
身に覚えのない接続がないか確認する場合は、
このファイルをご確認ください。
先の IPA のサイトでは、公開されているウェブページのソースコードを確認し
不正なスクリプト(意味不明な文字列)が含まれていないかの確認も奨励されて
います。
ウイルス対策がなされた安全な環境にて、ホームページ編集ソフト等を使用し
ホームページのソースコード(htmlファイルやjsファイルの内容)をご確認
ください。