at+link では、障害時などのサポートを迅速に行うため、回線およびネットワーク機器 ( 共用ファイアウォール・共用ロードバランサなど ) ごとにネットワークを分けて管理しています。そのため、利用中の回線の変更や、新たに共用ファイアウォールなどの機器をご利用いただく際は、ネットワークの移転が必要です。移転時はサーバの停止がなるべく短くなるようしっかりとサポートを行いますので、ご安心ください。
こんなときに移転が必要
- 回線を変更する場合。
- 共用ファイアウォール・共用ロードバランサを新たに利用する、あるいは解約する場合。
- 運用中のマシンに別のマシンをローカル接続したいが、運用中マシンのラックにマシンを追加するスペースがない場合。
- 利用中のマシンに IP アドレスを追加したいが、マシンが設置されているネットワーク体系にグローバル IP アドレスの空きがない場合。
- 共用 IP アドレスから専用 IP アドレスに切り替える場合。
- 利用中マシンを新しいマシンに変更 ( スペックアップ ) する場合。
移転方法
移転には、マシンを物理的に移動させる 物理移転 と、移転先に新しいマシンを設置し現行のマシンと並行稼働させる 並行稼働移転 の 2 種類があります。どうしてもマシンを停止したくない場合は、並行稼働移転をお選びください。
マシンを物理的に移転する場合の注意
- マシンの停止
- 物理的にマシンを移動するため、電源を切って、マシンを停止します。停止時間は、通常、マシン 1 台につき、30 分 〜 60 分程度です ( 作業内容によって前後する場合があります )。富山データセンターと有明データセンター間の移転時には、24 時間以上停止します。
- グローバル IP アドレスの変更
- 別のネットワークに移動するため、グローバル IP アドレスが変更になります。
移転するマシンでネームサーバを運用している場合は、ネームサーバの変更が必要です。
※ 詳細は、ネームサーバの変更 ( JP ドメイン )、ネームサーバの変更 ( JP ドメイン以外 ) をご覧ください。
- ホスト名の変更
- ネームサーバを変更する場合、ホスト名を変更します。
例) 初期状態で sv.ドメイン名 の場合 ns.ドメイン名 に変更
- スケジュール
- 移転作業は、移転が必要なサービスに関する入金確認から約 1 ヵ月 ( 通常スケジュール による運用開始日の 3 営業日前後 ) で行います。
マシンの物理的な移動を伴う場合の移転の流れ
通常は次のような流れで移転作業を行います ( マシンなどの状況によって、方法が変わる場合があります )。
- ※
- 移転先が専用 IPアドレスを持つネットワークの場合は、以下の作業手順と異なることがあります。詳しくはお問い合わせください。

1. 仮 DNSサーバの設置
新しい IP アドレスが設定された仮 DNSサーバを設置し、対象ドメインの TTL 値を下げておきます ( 特にご希望がなければ、当サービスで作業を行います )。
- DNS の TTL 値変更
- 移転対象マシンでネームサーバを運用している場合、グローバル IP アドレス変更時に DNS 情報の浸透を早めるため当サービスで TTL 値を下げます。ネームサーバが at+link 以外のネットワークで設定されている場合は、当サービスで下げることができないため、お客さまサイドで作業をお願いします ( TTL 値と expire 値を 3600 ( = 1 時間 ) に短縮設定し、キャッシュ情報が早めに書き換わるように設定してください )。
- 仮 DNSサーバの設置
- 仮 DNSサーバにネームサーバを変更するドメインのゾーンファイルを設定し、ご利用中のマシンを参照できるようしておきます。これにより DNS 情報が新しい IP アドレスに切り替わっても、運用中の IP アドレスでウェブの表示・メールの送受信ができるようになります。移転先で利用するグローバル IP アドレスを仮 DNS サーバに設定します。
2. ネームサーバの変更手続き
仮 DNS サーバの準備ができたら、移転対象マシンでネームサーバを運用しているドメインのネームサーバ変更手続きを行います。当サービスが指定事業者であるドメインは、当サービスが手続きを行います( 移転作業時にご案内します )。
お客さまでドメインの取得・管理をされている場合は、レジストラにネームサーバ変更手続きをご依頼ください。
ネームサーバ変更手続き後、仮 DNS サーバの DNS 情報がネットワークに伝わり始めます。仮 DNS サーバにより、運用中の IP アドレスでサーバに接続できるように設定してあるため、ウェブページの表示やメールの送受信が可能になります。

3. ご利用中のマシンの停止と移動
予めご案内していた日程で、マシンを停止します。停止時には、メンテナンスページの表示を行うことも可能です ( 1 IP アドレスにつき 5,250 円 )。
- 予定時刻にサーバを停止
サーバを停止後、移動して再設置します。
- ※
- 富山データセンター・有明データセンター間の移動の場合、16:00 にサーバを停止し、サーバの送付作業を行います。再開は翌営業日の 18:00 です。但し、IPアドレス 変更によるオプションの再設定等の作業量、輸送事情によって、再開時間が前後する場合があります。予めご了承ください。
- 仮 DNS サーバを停止
設置したサーバの電源を投入し、IP アドレスやホスト名に関する設定を行います。その後、仮 DNSサーバを停止し、再設置したサーバをネットワークに接続します。
- ※
- この時点で DNS は、新しい IP アドレスを参照する設定になっています。DNS 情報が切り替わり次第 ( TTL 値で設定した時間による )、移転したドメインは新しい IP アドレスでアクセスできるようになります。

4. 移転後の作業
移転作業の完了後 1 週間を目処に、 DNS で設定していた TTL 値を当サービスの標準値 ( TTL 値は 24 時間、expire 値は 2 週間 ) に戻します。
新しいマシンを設置して並行稼働させる移転
- 新しいサーバの運用開始後 2 週間は無償で並行稼働を行います。その間に、テストや動作検証を行っていただきます。
- ※
- 並行稼働時間を延長することも可能です ( 延長日数分の月間利用料を申し受けます )。
- 新しいサーバの運用開始後 1 週間以内にコンテンツをアップロードし、DNS に関する作業を行っていただければ、並行稼働の無償期間中に移行作業が完了します。
移転費用
マシンを物理的に移動する場合には 1台あたり下表の費用を申し受けます。
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作業費用 |
| 同じデータセンター内の移動 |
10,500 円 |
| データセンター間の移動 |
21,000 円 |

- 並行稼働期間中は、DNS が切り替わるタイミングにより、現行のサーバと新サーバの両方にアクセスが発生する時期があります。
- 動的なコンテンツを運用されている場合は、リダイレクト等の設定が必要です。詳細はご相談ください。
- お客さまのメールソフトの設定によって、SMTP サーバと POP サーバを IP アドレスで指定し、新・旧両方のサーバから受信していただく必要があります。
- 富山スタンダード、または、有明スタンダードでご利用のマシンで、OS を当サービスでインストールしているものの場合、2006年 3月 8日運用開始分からインターネットに接続する側の帯域を 5Mbps で制限しております ( 2006年 3月 8日以降にRed Hat Enterprise Linux へ OS を変更した場合や、2009年 4月 13日以降に Windows Server へ OS を変更した場合を含みます ) 。なお、ローカル側の帯域制限はありません。